「びまん性脱毛ですね」と言われて、人の目が怖かった話
分け目が、日に日に広がっていく。
前髪はすかすかで、おでこも広くなって、生え際も少しずつ後ろへ下がっていく。
「びまん性脱毛ですね」
そう言われたとき、うすうす分かっていたはずなのに、心がすっと冷たくなりました。
あの頃の私と、同じように不安な人へ。今日は、少しだけ私の話をさせてください。
とにかく、人の目が怖かった
いちばんつらかったのは、「周りにも気づかれているんじゃないか」という不安でした。
背の高い人と話すとき。自分が座っていて、相手が立っているとき。そのたびに、分け目やつむじが見えていないか気になってしまう。
後頭部やつむじは、自分ではなかなか見えません。だから「ぱっくり割れていたらどうしよう」と、ときどき鏡をのぞき込んでしまいます。
「このまま本当に髪がなくなってしまうのかな」。そんなことばかり、考えていました。
「まずい」と思ってから、少しずつ変えたこと
さすがに、このままじゃまずい。そう思ってから、私は少しずつ生活を変え始めました。
特別な方法があったわけではありません。むしろ、自分を気遣うこと自体が、思っていたより大変でした。前よりお金もかかるし、手間も増える。
それでも全部を一気にやろうとすると続かないから、ブログにも書いてきたようなことを、一つずつ増やしていきました。中でも大きかったのが、
- 洗い方を見直すこと
- 食べるものを見直すこと
どんなに高いものを使っても、洗い方が雑だったり、髪を作る栄養が足りなかったりしたら、意味がない気がしたんです。
私が続けてきたことは、こちらの記事にもまとめています。
今も途中。でも、あの頃とは違う
正直に言うと、今も「もう大丈夫」とは言い切れません。
でも——あの頃より、髪はあります。
鏡を見るたびに落ち込んでいたあの頃とは、少しだけ見える景色が変わった気がします。
分け目の広さも。ライトに当たったときの透け感も。生え際も。お風呂で流れる抜け毛も。全部少しずつですが、前より落ち着いてきました。
でも、「もうダメかもしれない」と毎日思っていた頃とは、気持ちが違います。
今は、「増やしたい」と思えるようになった
「まず抜けを止めたい」も、「もっと増やしたい」も、人それぞれだと思います。
私は「抜けないで」が先でした。でも今は、「もう少し増やしたい」と思えるようになりました。
どちらの願いも、できることを続けていたら、少しずつ近づいていける気がしています。
小さなことは、すぐには変わりません。でも、振り返ると少しずつ変わっていました。だから今日も、できることを続けています。
私も、そこにいました。だから、一人じゃありません。
今日できることをひとつ。
また明日も、ひとつ。
派手なことではないけれど、そんな積み重ねが、髪には大事なんでしょうね。
一緒に、ゆっくり続けていきましょう。
—— 前髪すかすかのぬー


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