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女性の私が、AGAクリニックに行ってみたら——診察は驚くほど早かった。ミノキシジルを断った話
抜け毛が止まらなくて、一人ではどうしていいか分からなくなって。私は、AGAクリニックの扉を開けました。
女性の私が、薄毛の相談に行く。正直、ずいぶん勇気がいりました。
これは、その日に見たこと、言われたこと、そして「ミノキシジルを断った」私の話です。あくまで私個人の体験として、読んでもらえたら嬉しいです。
行くまでに、ずいぶん迷いました
前髪はすかすか、分け目は広がるばかり。自分でいろいろ調べて、ケアもしてきたけれど、先が見えない。一人でどうにかできる気がしなくて、専門のところに頼ってみようと思いました。
それでも、迷いました。女性が薄毛で受診するのは、なんだか恥ずかしい気もして。待合室で、ほかの患者さんと顔を合わせるのも嫌だな、と思っていました。
そこは、ほっとしました。
私は、2件まわりました
実は、1件だけじゃないんです。2件のクリニックに行きました。
どちらも、先生(医師)の診察は驚くほど短くて。説明や相談に乗ってくれたのは、先生ではなく、カウンセラーの方がメインでした。
そして、どちらのクリニックでも、ミノキシジルを勧められました。1件目は、それに加えて「このシャンプーが合いますよ」「炭酸の泡のスプレーも」と、商品もいろいろ。少し物販寄りだな、という印象もありました。
2件目は、流れるように「では、ミノキシジルを」と。正直、もう少し話を聞いてほしかったな、という気持ちが残りました。
「びまん性脱毛ですね」
診察で言われたのが、この言葉でした。
びまん性脱毛。髪全体が、広い範囲で薄くなっていくタイプで、FAGA(女性の薄毛)とも呼ばれるそうです。うすうす分かってはいたけれど、専門の人にはっきり言われると、ちがいました。
「ああ、やっぱりか」と、現実を見た気持ちでした。
ミノキシジルを、私は断りました
勧められたのは、ミノキシジルという薬でした。発毛を促すお薬として、よく使われているものだそうです。
でも私は、悩んだ末に、使わないことを選びました。理由は、いくつかあります。
ひとつは、費用のこと。続けて使うものなので、子育て中の今、ずっと払い続けるのは難しいなと思いました。もうひとつは、初期脱毛と呼ばれる、飲み始めに一時的に抜け毛が増えることがあると聞いて、それが怖かったこと。そして、薬で発毛を促しても、土台が変わらなければ同じことの繰り返しなんじゃないか、という気持ちもありました。
それに——薬の力を借りなくても、まずは自分でできることをやってみたい。そんな気持ちもありました。
※これは、薬を否定しているわけではありません。ミノキシジルで前向きになれる方もたくさんいると思います。あくまで、私個人がいまの状況で選んだ判断です。お薬のことは、必ず専門の先生と相談して決めてくださいね。
だから私は、薬に頼らず、体の中と外から、自分にできることを少しずつ整えていく道を選びました。遠回りかもしれません。でも、私にはこっちが合っている気がしたんです。
クリニックを出て、思ったこと
帰り道、不思議と、落ち込んではいませんでした。
「やっぱりか」と受け止めて、じゃあ自分にできることをやろう、と。そう思えたのは、現実をちゃんと見られたからかもしれません。行ってよかったな、と今は思っています。
薬を使うかどうかは、人それぞれだと思います。でも「一度きちんと見てもらう」ことは、私は行ってよかったと思っています。一人で悩んでいた時間が、すっと軽くなったので。
今は、無料のカウンセリングだけ受けられるところも多いようです。気になっている方は、まず現実を知るところから始めてみるのも、いいかもしれません。
そして私の場合は、薬ではなく、自分でできることから始めました。頭皮をほぐすこと、食べるもの、姿勢のこと。このブログには、その途中を残しています。
韓国女優さんみたいな髪には、まだ遠いけれど。
とりあえず今日も、自分にできることを続けています。

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