抜け毛はホルモンのせい?——そう思って諦めかけていた私の話
「産後だから」「年齢的なものだから」「ホルモンだから、仕方ない」。
抜け毛に悩みはじめた頃、私はずっと、そう思っていました。
ホルモンのせいなら、自分にはどうしようもない。そう思うと、少し楽で、でも、とても苦しかった。
今日は、「ホルモンのせい」で止まっていた私が、今どう考えているかの話です。
「ホルモンのせい」は、半分本当だった
調べてみると、女性の髪とホルモンの関係は、たしかに深いようです。
女性ホルモン(エストロゲン)は髪の成長期を支えていて、これが減るとヘアサイクルが乱れやすい。産後に髪がごっそり抜けるのは、妊娠中に増えていたホルモンが一気に元へ戻るから——と言われています。
私の抜け毛の始まりも、産後でした。だから「ホルモンのせい」は、たぶん半分、本当だったんだと思います。
こんなに長く、「元に戻った」とは思えないままなんだろう。
「ホルモンだけ」じゃなかった、私の場合
産後の抜け毛は、数か月から1年ほどで落ち着くことが多いと言われています。でも私の場合は、そこで終わりませんでした。抜け毛への不安を抱えたまま、何年も過ごしていました。
あとから振り返ると、私の場合、ホルモンの裏で、別のことがいくつも重なっていました。痩せたくて食事を減らして、栄養が全体的に足りていなかったこと。髪を気にしはじめた頃は、そもそも貧血だったこと。頭皮がガチガチに硬くなっていたこと。
「ホルモンのせい」と思っている間は、これらに気づきませんでした。だって、ホルモンのせいなら、調べる必要も、変える必要もないから。
貧血の数値が戻っても抜け毛は止まらなくて、そこでようやく、フェリチンという「貯金の鉄」のことを知りました。頭皮が硬いと言われてマッサージを始めたのも、そのころです。
それでも先が見えなくて、一人でどうにかできる気がしなくなったとき、AGAクリニックの扉を開けました。
ホルモンの流れは止められない。でも、できることはある
ここが、私がいちばん伝えたいところです。
産後の変化も、年齢による減少も、ホルモンの大きな流れそのものは止められません。
でも——ホルモン“以外”の部分は、もっとはっきり、自分で変えられるんです。
食べるもの。鉄やタンパク質。頭皮の洗い方、ほぐし方。睡眠。私は「どうしようもない」をやめて、変えられるところから、ひとつずつ手をつけました。それが結果的に、いちばん不安だった頃から抜け出すきっかけになった気がしています。
もちろん、ホルモンの影響が大きそうなとき——産後の急な抜け毛や、更年期のゆらぎがつらいときは、一度専門の人に相談するのも、ありだと思います。私もAGAクリニックで現実を見たことが、さらに本気で向き合うきっかけになりました。
「仕方ない」で止まっていた私へ
「ホルモンのせいだから仕方ない」——あの言葉は、私を少し守ってくれて、同時に、私の足を止めていました。
ホルモンのせい。それはたぶん、嘘じゃない。でも、そこで終わりにしなくていい。変えられるものが、まだ残っている。あの頃の私に言えるなら、そう言いたいです。
でも、今日の食事と、今夜の洗い方は、変えられる。
私は今日も、変えられるほうを、コツコツやっています。
—— 前髪すかすかのぬー


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